ある新聞配達の一日

 

起床時間 03:45

 

防寒着に着替え、

スーパーカブプロにエンジンをかける。

 

トゥトゥトゥトゥトゥという

エンジン音が心地いい。

 

本日も新聞を取りに営業所に向かう。

車だと5~10分くらいの距離だが、

原付だと長く感じる。

せいぜいスピードを出しても40キロ

それ以上になるとエンジンが唸りを上げて、

お尻の振動でムズムズしてくる。

 

しかしこの時期のバイクは本当に寒い。

だが先日購入した

ワークマンのイージスは最強だ。

下着の上にこれを着れば、外気温0度の中で

バイクを乗っても全然寒くない。

 

営業所に到着。

本日はたくさん人がいる。

到着時間帯によっては誰もいない日も多い。

挨拶をする人もいればしない人もいる。

 

ガチャンとタイムカードを押して、

部数をチェックする。

 

「ヨシ!今日も頑張ろう。」

4:18分

配達開始。

 

お気に入りのジェントスのヘッドライトにスイッチを入れる。

新聞配達には両手が使えるヘッドライトタイプがおすすめだ。

 

音楽を聴きながらやっている人もいるが、

私は無音が好きだ。シーンとあたりが静まり返った中で、

黙々と新聞を配っている。

 

今までは新聞配達アプリを使いながらやっていたが、

そろそろ始めて一カ月。

流石にもう覚えただろう。

不思議と勝手に体が覚えていてくれている。

ボーっとしながらでも体が動く。

 

万が一最後に1部余ったりしたら最悪だ。

終わった後に記憶をたどりながら

不配のお家を探さなければいけない。

 

今日は大丈夫そうだ。

 

ん??

何か獣の匂いがするなー。

背筋がゾクッとする。

そそくさとその場所から走り去る。

いつかクマに出くわすかもしれない。

そんな事をいつも思っている。

 

先日はシカの群れに遭遇した。

動物園で見るシカとは違い、

人間世界で見ると

予想より

「デカいし、バイクに乗っていても怖い」

 

05:10分

配達終了。

 

52分か。

今までの最速タイムが出た。

この区域を40分で配っている人がいるらしい。

どうやったら、そんなに早くできるんだ?

 

今日も終わった。

新しい一日が始まる。

 

朝焼けがとても美しい。

 

 

帰ってコーヒーを沸かして飲もう。

冷えた体に染み渡る。

 

今日も読んでくれてありがとう。